9月27、28、29日の3日間、2023 尾北祭が開催されました。
生徒たちが夏休みから時間をかけて準備してきて、楽しみにしていた文化祭は天気にも恵まれました。
クラス毎に色々なアイデアで楽しい出し物を考え、お揃いの衣装、小物を身に着け、呼び込みをしていたり、 看板を持って宣伝して歩いたりしている姿は本当に可愛らしく楽しそうで、見ていてとても嬉しくなりました。
クラス企画
お化け屋敷、トロッコ系、縁日など、どのクラスも趣向を凝らしたものばかりでした。
廊下には順番待ちの行列ができ、悲鳴や笑い声、呼び込みをする声で賑わっていました。
文化部発表
演劇部とジャズアンサンブル部は体育館で上演・演奏を、美術部、家庭科部は作品が展示されていました。
茶華道部は実際にお茶をたてるなど、どの部活も日ごろの活動の成果を発表する良い機会になったと思います。
有志発表
歌、ダンス、バンド、漫才など、それぞれ個性溢れる発表となっていました。
実際に発表する生徒だけでなく、体育館中が一体となって盛り上がる様子が印象的でした。
生徒を代表して二人の方から感想をいただきました。
3年2組 原啓斗さん
「体育館でのオープニングムービーから始まった尾北祭。時間を忘れる三日間でした。文化祭では企画や有志発表、キッチンカー、体育祭では各種目の他に応援合戦やパネル審査があり、大いに盛り上がりました。その中で私が特に夢中になったものは有志発表です。それぞれの歌やダンスを見るのが楽しかったのはもちろん、普段学校生活を送るだけでは知ることができない友達や先生方の一面を知ることができ、楽しかったです。また体育祭は「群団」という形で行う唯一の行事のため、横の繋がりだけでなく縦の繋がりをつくることができ、嬉しく思います。最後に尾北祭をここまで楽しむことが出来たのは色々な方のご協力があったからだと思います。こうした感謝の気持ちを忘れず、残りの学校生活も過ごしていきたいと思います。記憶に残る最高の三日間をありがとうございました。」
3年3組 安藤紫乃さん
「尾北祭当日、校舎に入って先ず感じたのは非現実的な高揚感でした。廊下を歩くだけでも、クラス発表のために飾り付けられた教室が視界に飛び込んでくるのです。いざ尾北祭が始まって友人達とともに気になったクラスに入ったりする間にも、その高揚感は上がる一方でした。その2日間、合計時間にしておよそ10時間のその時間はとても永く感じられました。クラスとの団結、友人と時間を共にする喜び、有志発表を終えた時の自分が成長したという実感。「こんなに楽しみ切っちゃったし、明日の体育祭頑張れないかも」片付けの際にそう呟いた友人に同意したのを覚えています。私たちはそれ程に全力で楽しみ、それ故不安を抱きました。杞憂でした。日差しはあるものの過ごしやすい陽気。大きい声援。個性溢れる応援合戦。まるで私たちの青春を敷き詰めたような景色がそこにはありました。将来、私が尾北祭を思い出す時は、きっとこの感情も一緒でしょう。」