学校説明会の中で保護者や中学生の皆さんから、よく出される質問をまとめてみました。
Q: 英語が好きですが、成績は良くありません。国際教養科の授業についていけますか?
A: 英語の成績は良いに越したことがありませんが、国際教養科で大切なのはまず「好き」であり「英語が使えるようになりたい。英語力、コミュニケーション力を付けたい。」という意欲です。少人数で手厚い指導を受けられますので、今の成績に関わらず、意欲のある人は是非挑戦してください。
Q: 英語がネイティブの外国人の先生や、留学生などはいますか?
A: イギリス人のALTが常駐しています。この先生からはBasic Writing, Advanced Writing, 総合英語等の授業を受けます。さらに、国際教養科専属のイギリス人の先生がもう1人います。異文化コミュニケーションとディベートディスカッションの授業を持たれています。
留学生はAFS、YFU、WYS等の留学斡旋団体を通して毎年複数の生徒を世界中から受け入れています。2022年現在は、コロナ禍で数が減ってはいますが、アメリカ、インドネシア、タイ、モンゴル、などからの生徒を受け入れています。またカナダの交流校を通して交換留学生もいます。
Q:どのような学校行事がありますか?
A:普通科の行事は全て国際教養科の生徒も一緒に行うので「学校行事」のページも参考にしてください。それに加えて、国際教養科独自の行事もたくさんあります。 ホームページの国際教養 「国際教養科Event Calendar」をクリックしてみてください。赤で記した行事は国際教養科だけが行うものです。今年の様子もNEWs としてリンクが貼ってありますので、是非参考にして下さい。特に3日間英語だけで過ごすイングリッシュキャンプや、国際協力について学ぶJICA訪問、大学生の留学生と交流する高大連携行事等、他ではできないexcitingな経験がたくさんできます。
Q:男子の数は少ないですか?
A:男子の数は女子に比べて少ないです。男子同士でも仲良くなりますが、国際教養科では男女隔てなく仲が良いのが特徴です。また部活動も盛んなので、男子の友達は部活動を通して作ることが多いようです。クラスに男子がいなくて寂しい・・・という声は実はそれほど聞こえてきません。
Q:留学する生徒はいますか?
A:コロナ以前はカナダとの交換留学で1年生2年生それぞれ2~3人ずつ希望者が短期留学していました。またAFS、YFU、WYS、さらにヒッポファミリークラブ等の団体を通して、1年間留学する生徒も毎年います。現在はまだコロナの影響が残っていますが、2年生で1年間と3カ月の交換留学に出発する生徒が計2名います。
Q:進路は外国語系や国際系にかたよりますか?
A:もともと英語が好きな生徒が多いので、外国語系や国際系の学部へ進む生徒も多いですが、法学部、経済学部、経営学部等に進む生徒もたくさんいます。文系の進路については、国際教養科であっても普通科に比べて「不利」になる要素は全くありません。むしろ大学入試については、英語の配点が高いことや、英検のスコアによって優遇される場合がある等、英語の実力をつけることがとても大切です。
Q:授業は「問題を解く」ようなものと「話す」ようなものとどちらが多いですか?
A:中学生の生徒さんからいただいた質問です。多分英語の知識を付けるような授業と、コミュニケーション能力を伸ばすような授業の事を言っているのかな、と思いました。 英語が使えるようになるには、英語そのものの知識を付けることと、それを練習して使えるようになることの両方が大切です。国際教養科ではコミュニケーション活動を通して知識を定着させ、それを高めていくことを重視しています。上でも書いたように、ネイティブの先生方もいますし、授業は日本人の先生も基本的に英語で行っています。また授業中だけでなく、日常的に英語を使ってコミュニケーションをとる機会もつくっています。「英語が話せるようになりたい。」という気持ちがある生徒には、理想的な環境を整えています。
Q:クラス変えはありますか?
A:国際教養科は各学年1クラスなので、3年間クラス変えはありません。ただ英語の授業は2分割しますので、授業のクラスはメンバーが入れ替わります。また2年生から選択クラスがあるので、自分の選択したコースによって授業を一緒に受けるメンバーが変わります。ホームルームが3年間同じメンバーなので、クラスの中の友人関係には特に気をつけて指導をしています。3年間では色々な事がありますが、最後はみんな成長して、強い絆で結ばれて卒業することが多いです。他では経験できない3年間を送れますよ。
Q:第2外国語の先生はどんな人ですか?
A:第2外国語は フランス語、韓国語、中国語ですが、先生はネイティブの先生方です。少人数でしっかり勉強できるので、第2外国語の検定試験やスピーチコンテストに挑戦する生徒もいます。先輩の中には中国語検定の資格を大学入試に活かして合格した生徒もいます。